瞑想を通じて見つけた新しい自分

瞑想を通じて見つけた新しい自分

最近、私の日常の一部になりつつある瞑想。

特に石に囲まれたストーンショップで行う瞑想は、家では決して味わえない特別な感覚になります。不思議なことに、お店で30分瞑想していると、まるで10分ほどしか経っていないような感覚で、頭の中がめちゃくちゃすっきりとするんです。

この体験が、本やインターネットでよく見る「頭を無にする」ということなのか!と気づいたとき、私は驚きとともに新しい世界への扉を開けたような気持ちになりました。

とはいえ、一度の体験だけではたまたまか?と確信を持つことができず、そこで、家でも瞑想を試してみました。でも、家ではどうしても「リラックスしよう」「頭を空にしよう」と意識しすぎてしまい、逆に力が入ってしまいます。それに対して、お店では自然と時間の感覚がなくなり、気づけばスッキリした気分で目を開けている自分がいるのです。

試しに2週間、お店での瞑想を続けてみたところ、自分の中で明らかな変化を感じました。

それは、最近あれ?私イライラしてないぞ!でした。

私は瞑想してたらスーパーパワー的な何かを手に入れたり、慈悲に満ち溢れた自分になったりするのかな?なんて心のどっかにボヤっと期待してたんです。

続けていくうちにわかったのは、スーパーパワーも慈悲に満ち溢れもしない、自分自身に期待も幻滅もないただの「私」でした。

それは、私が日々感じる快や不快。例えば、お腹が弱い私は実はお肉がたくさん食べられないこと、夜8時を過ぎたら暗めの照明にしないと目が疲れること、大好きなパン屋さんのカフェラテの紙のボトルに少しプラスチックの味を感じていること…どれもちょっとしたことですが、知ることで簡単に回避できるちいさな私の不快たち。そして不快が無くなったただの私。

「はじめまして私」という感覚がとても新鮮でした。ただの私は「ああなりたい」「こうならなければ」という焦りのようなものもなくなっていき、好きな漫画を思う存分堪能したり、うちの愛犬って超絶かわいいな!など日々の何気ない「快」が前よりはっきりと感じれるようになりました。

私を知ることで、私の生きてる日常がちょっと柔らかくちょっとクリアになりました。

日々、何となく気分が重かったり、体がだるかったりする人は、瞑想を始めてみてはいかがでしょうか。おすすめです!何となく○○の原因がわかるようになるかもしれません。たとえ短い時間でも、自分自身を知る旅の第一歩になるかもしれません。そして、その旅があなたにも「はじめまして私」と出会うきっかけになりますように。

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